リレーエッセイ

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Relay essay

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第30回 学部10期生/博士前期課程20期生 工藤真実さん

看護学科10期生、修士課程20期生の工藤真実と申します。修士の同期である西村結花さんよりバトンを受け取りました。

入職は山形大学医学部附属病院9階西病棟、病棟再編成に伴い10階東病棟へ異動し、現在は4階東病棟で勤務しています。

看護師として働いて16年目になりますが、今までの仕事を振り返ると一筋縄で続けられてきたわけではありませんでした。しかし根本には「人と関わりたい」という気持ちがあったからここまで続けられたのかなと思います。また、人生の節目節目で山大看護学科の仲間や先生方に見えない力で引っ張られ、助けられてると、要所要所でしみじみ感じています。特に学生時代の私を知る方々は「あの工藤がまさかこんなに働いているのか」といった感じかと思います。そんな私も、たまに仕事に真摯に向き合えず、やさぐれた時期もありましたが、最近は一周回って「環境整備」の大切さを実感しています。共感していただける方がいると嬉しいです。そして後世に伝わるようにと環境整備の大切さを発信し続けています。環境整備って本当に大切だなぁと思っていたところ、大谷投手もテレビで同じことを話していたため間違いないと確信しています。これからも口うるさく環境整備の大切さを伝えていきたいと強く思いました。

そして最近は何か新しいことを始めたいと思い、大型自動二輪の免許を取得しました。これで堂々とソーシャルディスタンスを保ち、3密を回避しながら気分転換を図ることができると考えています。患者さんになって山大に運ばれないように気を付けながら楽しみます。

今までの看護師人生やプライベートを考えると、すべて「ピンチはチャンス」だなぁと思います。今自分はピンチだという方がいれば、それはチャンスです。苦しい時こそ上り坂で、上り切った時の爽快感は、坂が苦しいほど大きいと思います。これからも自分らしく頑張っていきたいと思います。樹氷会の皆様にもそれぞれの幸せが待っていますように。